みなさん、こんにちは(^^♪
最近公園などでカラスに注意の看板を目にすることはないですか?
普段はむやみに人を襲うことが少ないカラスたちなのですが、
繁殖期にあたる3~7月頃の親ガラスは、巣の卵やヒナたちを守るため
自分たちの巣の近くを通る人や動物などに対して非常に敏感になっていて
敵意むき出しで威嚇や攻撃をしてくることが多くなりますので注意が必要な時期になります。
日々まわりに神経をとがらせ、子を守るためにカラスも必死です💦
カラスの威嚇行動の代表例は・・
●ガーガーと大きな声で鳴く
●カチカチとくちばしを鳴らす
●枝などを落としてくる・枝を打ち付けて音を出す
●通行人の上空を旋回する
●急降下して頭や背中などに蹴りを入れたり、つついてきたりする
もしカラスがこのような行動をしていたら、電柱や木など近くに巣があるかもしれません。
びっくりして大声で騒いだりすると、更に刺激になってしまい火に油を注いでしまいます。
背中を見せず、慌てず騒がずにそっとその場から離れましょう。
もしそれでも攻撃してきた場合は、カバンや帽子などで頭などを守って
安全な屋内などに避難してください。
カラスのくちばしと爪は非常に尖っているので、深い傷を負ってしまいます。
そして、この6~8月は巣立ちの季節でもあります。
地面に下りたヒナが飛ばず、よちよち歩きをしている場合があります。
巣立ったばかりでヒナたちは飛ぶ練習中。よちよち歩きしながら徐々に飛距離をのばします。
その様子を親鳥は常に、ちょっと離れたところからそっと見守っています。
拾ったり近づいたりすると親鳥に攻撃されたり、その後野生に戻れなくなったりする恐れがあります。
これはカラスだけではなく、この時期に見かけるツバメなど他の鳥たちも同じです。
心配にはなりますが、手を出さず近づかないように頑張れ~!と見守ってあげてくださいね。