みなさん、こんにちは(^^♪
犬や猫など動物でもてんかんを発症することがあるのはご存じですか?
人と同じように、体の一部がけいれんする発作・意識を失って倒れる発作などがあります。
今日3月26日はパープルデイ・アニマルパープルデイです。
2012年3月、カナダで人間のてんかん啓発の日として法定化されたのが始まりで、
そこから徐々に人から動物達にも波及していった啓発の日だそうです。
てんかん発作は人でも犬猫でも認められる神経症状です。
脳の神経細胞の異常な興奮によって、一時的なけいれんや意識障害・行動異常などが現れます。
てんかんの発生率は、人と犬で約0.7~1%、猫では0.5~1%と言われています。
脳の病気や外傷・遺伝・脳以外の臓器などの異常など、いくつかの原因が考えられます。
<もしもてんかん発作が起きた場合は・・>
●安全を確保
→周囲のものを遠ざけ、頭や身体をぶつけても痛くないようにクッションなどでカバーしてあげる。
●刺激を与えない
→発作中の動物を無理に抱き上げたり、大声を出したりしない。
●様子の観察
→発作がどれぐらいの時間起きていたか、どのような症状だったか記録。
●発作中は手を出さない
→人の方が大ケガをする場合があります。特に口周りなどは咬まれる危険性があります。
小さいお子様なども遠ざけてあげてください。
<発作が終わったら>
発作後本人が自ら動きだしたり、目がしっかり合うようになるまで静かに見守ってあげましょう。
初めての発作や、群発発作(1日に2回以上発作がある)・重積発作(1回の発作が5分以上持続する、意識回復なしに発作が連続して起こる)ときはかかりつけの病院に連絡して指示を仰ぎましょう。
そして、発作の持続時間・何をしていた時に起きたか・発作時の様子などを記録しておきましょう。
(できれば全身の状態が分かるように撮影)
発作が起きたらスマートフォンなどで動画として記録して診察時に獣医師に見せることで
てんかん発作時の症状・発作の起きていた時間などわかりやすいです。
発作時の様子などをなかなか口頭で説明するのは難しいので動画撮影はおすすめです。
現在では3月26日に世界中の人が紫色のものを身に着けて、てんかんについて知ってもらう
イベントとなり、更には人だけではなく動物達にも広がった国際的な啓発日となりました。
てんかんについてを考えるきっかけの1つにになるといいなと思います。
アニマルパープルデーの特設コーナーです(*^-^*)