みなさん、こんにちは(^^♪
ここ最近暖かい日が続いていたので、今年は暖冬なのかな?と思っていたのですが
今日明日の天気予報では、小さな雪だるまマークがあるところも・・⛄
そんな雪が降るぐらい寒い日や気圧の変化などで症状が出やすいともいわれる
変形性関節症について今回はお話していこうと思います。
変形性関節症は加齢や肥満、筋肉の衰え、犬猫種、過去のケガがなどが原因で
関節の軟骨がすり減り、関節に炎症や痛みが生じる病気です。
残念ながら一度すり減ってしまった軟骨は元には戻りません。
変形性関節症は時間をかけて進行して、症状は徐々に重くなっていきます。
早期発見・早期治療が大切です。
高齢犬や大型犬に多いといわれますが、若い子や小型犬での発症も少なくありません。
猫も高齢な子が多いですが、スコティッシュ・マンチカン・アメショなど発症しやすい猫種などもあります。
階段の上り下り・ジャンプ・散歩の速度や歩き方・立ち上がる時・走る時など
行動にぎこちなさがあったり、そもそもその行動を行わなくなったりしていませんか?
変形性関節症の治療は進行を抑える保存的治療が基本になります。
●お薬で痛みを抑えて動作性を改善してあげる薬物療法
●適度な運動で、筋肉を強化して関節の可動域を維持する運動療法
●適正体重を維持して、関節の負担を減らす体重管理
●関節によい栄養補助食品、食事療法を併用する関節の維持
●滑りにくい床やトイレの高さを低くしてあげるなどの生活環境の改善
日頃から、お散歩中・立ち上がる時・ジャンプ・おもちゃで遊ぶ姿などを
動画で撮影しておくと、おや?という時に動作の変化が比較しやすくなります。
獣医師に相談する際にも、病院だと緊張して固まって動かない・・などの事もあるので
普段のお家での姿は診断に役立ちます。日頃の動画撮影おすすめです♪
ちょっとの痛みでも我慢してしまうのが犬猫。
なので、どうしても初期症状に気づきにくい疾患でもあります。
日頃からよ~く様子を観察して、ちょっとした変化やしぐさの違いに
気づいてあげてくださいね(^^)
写真は10日に雪が降った際に病院玄関に登場した、雪だるま・雪うさぎ・雪にゃんこです☆彡