皆さんこんにちは。
愛玩動物看護師の松原です🍁
10月も半ばになり、やっと涼しく秋らしくなりましたね。
外に出るとふわっとキンモクセイの香りが漂ってきて、秋が来たな~とひしひしと感じました❀
あっという間に今年も残り2ヶ月ですが、皆さん今年の干支は覚えていますか?
そう、今年は兎年です🐰
うさぎといえばまあるいフォルムに長い耳、むきゅっとした小さなお口がとっても可愛らしいですよね♡
そんなうさぎさんですが、ハムスターなどのげっ歯類とは別の生き物という事をご存知でしょうか?
似たような歯を持っていますが、実は前歯の後ろに小さい歯が重なって存在し、「重歯目」という
種類に分類されています。
これは今ペットとして飼われているうさぎのご先祖、ヨーロッパアナウサギの名残だそうですよ。
またうさぎの歯はすべての歯が一生の伸び続ける常生歯です(これはげっ歯類もです)。
1ヶ月になんと1~1.2センチも伸びます。人の髪の毛と同じくらいだと思うとびっくりですね😲
通常は、食事でもぐもぐと咀嚼する際に上下の歯が擦れて削れ、適度な長さを保っています。
しかしペレットなど柔らかい物ばかり食べる、ゲージをかじるなど様々な要因から過剰に伸びすぎる
ことがあります。
(不正咬合)
不正咬合になると食欲がなくなったり、歯ぎしりをしたり、よだれで口周りが汚れたりします。
不正咬合はうさぎに非常に多い歯のトラブルです。こまめにお口の中をチェックして、伸びすぎていたり食欲不振がみられた時は早めに病院をご受診くださいね。
またうさぎの主食はチモシーなどの牧草です。ペレットなどはごはんの全量の2割ほど、
補助的に与えてあげてくださいね🍃