福岡市西区拾六町の動物病院 16動物病院

低温やけど

2023.12.20

みなさんこんにちは。

愛玩動物看護師の松原です⛄

12月も半ばになり、2023年も残りわずかとなってきましたね。

とはいえ、やることやイベントもたくさん残っているので、
やり残しのないようめいいっぱい過ごしたいですね🎄🎁

さて最近急に寒くなってきたので我が家でもついにこたつを出しました!
私はもちろん、今月生後半年になった我が家の愛猫もすっかりこたつのとりこになり、
ずっとこたつを占領しています(´艸`*)

寒いこの時期に、こたつやホットカーペット、ヒーターなど暖房器具を出される方も
多いのではないでしょうか。

そんな時に気をつけたいのが低温やけどです。

低温やけどとは、体温よりも少し高い44~50℃くらいの温度に、長時間体の同じ部分が接触していることで起きるやけどのことです。他の外傷に比べ、痛みが強く、治るまでに時間がかかります。

人では44℃の場合だいたい3-4時間ほどで低温やけどになるそうです。

犬猫の全身を覆う被毛は体温調整や外部の刺激から体を保護する役割を持っています。
しかしこの被毛があることで、
・熱が被毛の下に伝わりづらく熱さに本人が気づきにくい
・ぱっと見で分からないため、飼い主さんが気づきにくい
といった低温やけどを引き起こす要因の一つにもなってしまっています。

また、高齢の子は皮膚が薄くなっていたり、動きが鈍くなっているため特に注意が必要です。

低温やけどになると、皮膚が赤くなったり、水ぶくれが出来たりし、痛みを伴うため、気にしてなめたりします。重症化すると皮膚の深い部分まで達して壊死したり、そこから感染症を起こすこともあります。

対策としては
〇エアコンを使う(だいたい22-23度を保つように設定)
〇ホットカーペットやペットヒーターの上に直接乗せずに毛布やタオルを敷く
〇サークルやゲージ内で使う際は熱の当たらない避難できる場所を作る
〇タイマー機能を使う
〇こたつ布団をたまに開けて中の温度を下げる
〇飼い主さんがこまめに移動させたり体位変換をする
などがあります。

ペット用の暖房器具は沢山の種類があります。
その子の性格や年齢、生活環境にあったものを見つけて、今年の冬も暖かくして過ごしましょう☺

福岡市西区拾六町の動物病院 16動物病院です。
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