福岡市西区拾六町の動物病院 16動物病院

ユリにお気をつけください!

2022.06.29

みなさん、こんにちは!

つい最近梅雨入りしたと思っていたら、九州北部地方などはもう梅雨明けしましたね🌞
梅雨の期間が17日間で観測史上、最も早い梅雨明けなんだそうですよ♪
これから真夏日が続きそうなので熱中症にお気をつけ下さい💦

みなさん、6月に咲く花といえば、紫陽花が思い浮かびませんか?
私の実家の花壇には、紫陽花が植えられていて「梅雨が来たなぁ」と思いながら、
毎年咲いているのを眺めていました♪
病院にも紫陽花が植えられていて綺麗な花を咲かせているので
近くを通ったりした時にぜひご覧になってください😊

6月から見頃を迎える花は他にもたくさんありますが、今回はユリについてお話しますね。
ユリといえば香りもよく、大きいお花が綺麗でお供え物や生けたりするのに人気のお花ですよね❀

しかし、わんちゃんやねこちゃんには猛毒の植物の1つで、少量でも、
ユリ中毒を引き起こしてしまいます。
そして最悪の場合、命を落としてしまうことがあるんです…💦
まだユリの中に含まれるどの成分が中毒を引き起こすのか、特定されていませんが、
花弁・花粉・茎・葉・球根のどの部位にも毒性が含まれています!
そして、ユリだけでなく、チューリップやヒヤシンスなど、
ユリ科の植物全てでユリ中毒を引き起こしてしまいます。
食べたり、噛んだり、舐めたりすることもですが、ユリを生けていたお水を舐めただけでも、
ユリ中毒を引き起こしたという例もあります。

もし誤食などをしてしまった場合、まず
元気がなくなる
嘔吐や下痢をする などの症状がみられ、
その後急性腎不全になり
オシッコの量が減る、またはでなくなる などの症状がみられるといわれています。
嘔吐や下痢などの消化器症状は数時間が経過すると、落ち着く傾向がありますが、腎臓はどんどん悪くなっています。
腎臓は一度機能が悪くなってしまうと、悪くなった状態から良くなることはありません。

もし、わんちゃんやねこちゃんがユリを誤食してしまったかもしれないという時は、ご自宅で経過をみるのではなく
誤食したかもしれないお花を持参し、すぐにご来院ください。

また、誤食などを防ぐためにも、日頃からわんちゃんやねこちゃんがユリ科の植物に触れないようにお気をつけ下さいね。

福岡市西区拾六町の動物病院 16動物病院です。
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