みなさん、こんにちは
動物看護師の赤崎です☆
春から夏にかけては、鳥たちの子育ての季節です。
スズメやカラスなど、野鳥のヒナを多く見かけるかもしれません。
もし、地面に野鳥のヒナが落ちていても、ヒナを拾わないでください。
手を差し伸べたくなるかもしれませんが、
保護してしまうと親子を引き離すことになってしまいます!!
巣立ったばかりのヒナは飛ぶのが上手ではないので、地面で休んでいることがあります。
近くに親鳥がいるはずなので、そっとしておいてあげましょう。
人間がヒナの近くにいると、親鳥が警戒してヒナを迎えに来ることができなくなってしまいます。
猫や車などが心配な場合は、近くの茂みの中へ移してあげても大丈夫です。
移す場合は、感染症などを予防するためにヒナを素手で触らないようにしましょう。
親鳥は鳴き声でヒナに気づくことができます(^^)
鳥のみに関わらず、野生の動物は親と過ごすわずかな時間で食事の仕方、
外敵からの身の守り方など、生きていく方法を学びます。
人間に保護されてしまった場合、自然界での生き方を学習することができないので、
生きていくことができません。
また、野生の動物は許可なく捕まえたり、飼育することを禁止されています。
もしケガをしている野生動物を見つけた場合には、自然界の中で起きた出来事については見守ってあげてください。
しかし、人間によって傷つけられている場合は、自治体などに相談してください。